1858年の天津条約で条約港に指定され、1861年から1927年まで英国租界が置かれていたこともありました。このころには現在の香酢は造られていたわけです。
辛亥革命後は丹徒県と改称し、1928年には鎮江県となりました。これで鎮江の香酢と定まったといえるのではないでしょうか。1929年から1949年まで鎮江に江蘇省政府が置かれていましたが、1949年に鎮江市が成立すると、省都は南京に移りました。
1978年対外開放都市となり、1986年には国家歴史文化名城に指定されました。1988年には沿海経済開放区になり現在に至っています。地理的には、江蘇省西南部、長江下流南岸に位置し、長江と大運河と交差する要衝にあります。
現在の「香醋」(香酢)造りは、清国の時代から約300年もの間、ずっと続いてきたものです。この香醋は原材料であるもち米から酒を仕込み、そこにモミ殻を加えてつくります。お酢蔵に長年棲む菌や微生物の力を借りて発酵させ、熟成するまで職人がつきっきりで醸造する香醋です。
香醋づくりは、酒造りからといいます。まず、蒸したもち米をていねいに仕込むことから始まります。出来上がったお酒は独特の香りがあります。そして甕へと注がれ、大量のモミ殻を加えて発酵させます。これを3週間、1日1回職人さんが木製の鍬のようなもので混ぜていきます。その後、じっくりと寝かせて熟成を待ち、ようやく香醋が出来上がります。やずやの香酢の成功は香酢をソフトカプセルに詰めたことです。
鎮江香醋 最新一覧by楽天
オリヒロ 醗酵黒にんにく香醋 / 醗酵黒にんにく卵黄香醋 / 信州にんにく卵黄香醋 / 香醋しょうが / やわた 鎮江の黒香醋 / 鹿角香酢 / 鎮江香酢 / DHCの香酢 / 老陳酢 / 8年熟成恒順香醋 / やずやの香酢