無臭にんにくは、従来のにんにくとは全く異なる新種で、正式な学名をアリウム・アンペロプラズム・リンネと言います。サイズが通常のにんにくに比べ6〜8倍も大きく、平均で400〜500グラムにも成長します。
通常のにんにくよりもビタミン、ミネラル、食物繊維、にんにくのスタミナ成分であるアリイン、スコルジニンなどを豊富に含みながらも、にんにく独特の気になる匂いが少ないのが特長です。
にんにく特有の匂いは、アリインが、酵素のアリイナーゼと反応し、アリシンとなることで生じます。無臭にんにくには、アリインが、従来のニンニク7.5%に対して9.2%と約2割も多く含まれています。にもかかわらず、匂いは、通常のニンニクの14分の1です。
原因のひとつとして、調理後7日後に強い匂いを発生することがあることから、何らかの理由でアリインが、酵素のアリイナーゼと反応し、アリシンとなるのに相応の日数が必要なためと考えられています。
また、アリシン(allicin)は、強い抗菌・抗カビ作用をもつ化合物ですが、揮発性が高いことから、健康食品において効果的なタイミングで摂取するのは難しいと考えられます。
スコルジニンもまた、にんにく特有の成分として知られていますが、無臭にんにくでは、従来のにんにくの約2倍の含有量が確認されています。
スコルジニン(英語名:Scordinin)は、無臭の硫黄化合物です。糖質のエネルギー代謝のときに必要なビタミンB1の働きを高めると考えられています。強力な酸化還元作用があり、栄養素を完全燃焼させてエネルギーに変える働きがあります。
血管拡張作用があり、毛細血管の血行を高めて冷え性を改善したり、胃腸の消化機能を促進して食欲不振を改善したり、呼吸を活発にしたりします。
そのほかにも、エネルギー代謝の効率がよくなることで肥満を防ぎ、心臓の筋肉である心筋に作用して拍動を強くしたり、老廃物や毒素の分解能力を高めて体外への排出を促進します。
血中の悪玉コレステロールを抑制して善玉コレステロールを増やす働きや、血小板の凝集能を抑制する作用によって、動脈硬化や血栓、高血圧を予防するといわれています。
にんにく には、このほかにも、有機ゲルマニウム、セレニウム、アリチアミンなどが、卵黄には、レシチンや、ビタミンB1やビタミンEなどのビタミン類そして、ミネラルが豊富に含まれています。
にんにくのスコルジニンは卵黄のビタミンB1の吸収をたかめ、新陳代謝を盛んにする作用があり、疲労回復やスタミナをつけるのに効果があります。
卵黄のレシチンを構成するコリンは、体内の水溶性のものと脂溶性のものを乳化作用により溶け合わす働きをします。これにより、栄養分を細胞が摂取しやすくなり、体外への老廃物排出を容易にします。
レシチンは、したがって、細胞の働きを常に活性化し、血液をサラサラにし、コレステロールや脂肪を排出し、中性脂肪の蓄積を防ぎ、高コレステロール症や肥満の防止、生活習慣病の予防に役立ちます。
コリンは、また、神経に入ると情報伝達物質に変化し、脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンの増加に効果的に働きます。それにより、高齢化によって引き起こされるアルツハイマー型認知症など、老人性認知症に効果的に作用します。物忘れの防止や、記憶力の強化に有効とされています。
しかも、卵黄のコリンは、ほかの食品に含まれているものよりも圧倒的に吸収率が良いとされています。
信州にんにく卵黄香醋に使用されている「禄豊香醋」は、中国雲南省で400年以上も前から伝統製法でつくられています。「禄豊香醋」の原液に含まれるアミノ酸は、玄米黒酢の原液の約33倍です。
香酢に含まれている有機酸やアミノ酸と、無臭にんにくや卵黄の成分が、相互に働くことで、生活習慣病の改善、スタミナアップをバックアップし、健康的なダイエットをしやすい方向へと導きます。
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