香酢は、日本で一般的に使われている酢と異なり、長期間熟成することが特徴です。日本でも熟成して造られる酢として黒酢がありますが、香酢の色も熟成によって黒酢のように黒く着色しています。
山西省や雲南省の香酢では、3年熟成とか5年熟成とかいうものもあり、その中でも最も長い期間熟成するものに8年熟成があります。香酢は、熟成期間が長くなるに従い、その香りや味がまろやかになることで、8年熟成物が「最高級品」といわれています。
日本の黒酢にはこれほど長期間熟成するものはないようです。また、熟成する酢としては、イタリアのバルサミコ酢が有名です。こちらは、原料がブドウの果実酢ですが、12年以上・18年以上・25年以上あるいは、50年、100年など桁違いな熟成を経て造られていて、6年もの・8年ものは、本格的なバルサミコ酢とはされず、それに準じた扱いになるようです。
香酢の原料はもち米を使用します。穀物を原料とした酢としては、香酢の8年熟成ものが最も熟成期間の長い酢といえそうです。
タグ:香酢